HSP気質・吃音症の息子がパパ大好きという

HSP気質の息子がパパ大好きという

息子は赤ちゃんの時から敏感で、外では寝ない。大人の顔色を伺っているような赤ちゃんだった気がします。そんな息子が機嫌が悪いパパに、もしくは不意打ちにパパに聞こえるように独り言をいうようになりました。

HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)とは

簡単にいうと。敏感な性格で良いことも悪いことも影響を受けるし受け止める人です。
「物事をより細かく感じ取り、あらゆることに影響を受けやすい」というHSPの特性は、生まれて間もないころから発現され、無意識に情報を潜在記憶に取り込みやすい。それゆえHSPの子供(=HSC)は、良い/悪い/養育環境から強い影響を受け、より敏感に人生へ反映していく。愛着に満ちた安定した養育環境で育てば、より安定した大人に育つが、不安定な養育環境で育つと、ひときわ不安定な人生に苦しむ。
はたから見れば問題のない家庭環境だったり、比較的平穏な子供時代を送ったように見えても、HSCは余計に「つらさ」を感じ、また、家族や兄弟の全てがHSPという訳でもなく、兄弟の中でもとりわけ強い感受性・より色濃いHSP特性を生まれ持つ。
家庭だけでなく保育、幼稚園、学校ですらHSPの概念は「感受性が強い」というのみに限定されやすく、深く認知、理解されていない。
HSPという概念を知らない環境にいる教育に関する指導者は感受性が強い側面から「良いもの伸ばそうとする教育」によってもHSPの生きにくさの要素が増えたり、感受性が磨かれるほどHSPは自身の生きにくさを助長されることもある。また、祖父母や両親、血縁者がHSP特性を持っていることもあり先天的遺伝の可能性は否定出来ない。とりわけ機能不全家族の中では、HSP/HSCが他の兄弟より「歪み」を受けやすいが、その後の生涯にわたる発育、成長過程においてはこの特性によって「歪み」を自身でケアする力もHSPには備わることもある。
 
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%B3

吃音がある息子はHSP 

吃音症とHSPや発達障害は関連があると、いろんな書籍に書いてありました。実際私の息子は「吃音症」「多動性」「HSP」です。息子を見ていて、息子の態度にはこの3要素が大きく影響していて、これらを理解してもらえない場合に大きく症状として現れます。
※ママ調べ

・影響のある行動例 

①明日の〇〇が不安
不安で考えすぎて体にも力が入る
   ↓
寝ている時には歯ぎしり
   ↓
翌朝いつもよりどもりあり


②先生が窓を閉め忘れていることを言いたい
窓が開いていると大嫌いな虫が入ってくる
   ↓
先生にいいたい
   ↓
どもるからいえない
   ↓
自分で今すぐ閉めたい
   ↓
動く(今は授業中)
   ↓
先生に注意される
   ↓
言葉で上手に説明できない
   ↓
緊張する
   ↓
どもる
   ↓
帰宅後怒られたことを悩む
   ↓
どもり悪化


パパがピリつく、イライラすると息子は最悪の状態

息子はHSPで多動な面に加えて、雰囲気を読むのが得意ではありません。
ですので「さっきから、なにやってるんだ!」とか
「前からいってるけど」という怒り方では
なんで相手が起こっているか理解しずらい特性があります。

そんな息子に、パパが怒り爆発させて怒ることばは抽象的な言葉が多く、息子としては怒り方に説明が不足している状態です。

そんな状態を回避するべく、息子が考えたことは
パパを怒らせない イライラさせない 気分よくさせる
だったようです。

そこで、息子の褒めまくり作戦発動です!

息子の褒めまくり作戦

「僕、パパと寝たい」
「僕、パパと学校にいったらパパみたいになれるからうれしい」
「パパ、大好き」

この言葉だけ聞いたら、ただパパが好きなこです。
でも、息子のママには。同じHSP気質のあるママにはわかります。

この旦那さんがイラつきそうなタイミングにこの言葉をチョイスするとは・・・

「やりますね!」

確信した瞬間は息子のこの一言

「ママ、ここは僕に任せておいて」その後一人でパパに駆け寄り
「パパ、僕パパのがママより大好き!だから手を握ってもいい?」

そんな気を遣わせたくない

正直にママは6歳の子供が(もっと前から)大人に気を遣う姿を見たくありません。パパさん、ちゃんとしてよ!もっと理論的に話して器おっきくしてよ!と思い何度か夫婦で話しました。
ですが短気は治りません。

息子の方が自分で、対処をしだして怒られる回数を減らし緊張場面を減らす努力をしてくれています。吃音症で考えても、できる限り環境作りに力を入れたいと思っています。

私にできることは、私が先に細かな言葉で注意を促すこと。

小学生になり、息子とママのコミュニケーションもとれてきて
家庭の空気を二人で作れるようになり、最近は快適に過ごせていそうです。
気温が高いこともあり、身体にちからが入る場面が減りました。
吃音症も少し目立ちにくくなっています。
今のうちに、
滑舌の練習をしたり・体感や背筋を鍛える練習をしたり・親子でたくさんあそんだり
やれることをコツコツと行います。

母息子のことを母に話すとママもそうだった

私も、似たような子供だった用です。だからこそ、息子の気持ちに寄り添って過ごしやすいように。配慮や相談に乗れる環境を作りたいとおもいます。

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